羽田空港のお膝元である大田区では、羽田空港機能強化に関する特別委員会が設置されている。
委員長副委員長を含めて全部で11名の議員で構成。今年度は委員長=自民党、副委員長=公明党、委員は自民党3名、公明党2名、共産党2名、無印1名、改革1名。
委員会で審議されるのは羽田空港機能強化に関する種々様々な案件で、その中には区民からの請願・陳情審査がある。
陳情は区民が直接生の声を届けることができる方法であり、しっかり審議してもらいたいというのが私たちの希望なのだが、最近の委員会を傍聴して感じるのは、ことごとく不採択になってしまう、しかもほとんどまともな審議なし。
ちょっと調べてみた。
昨年度、今年度(期中)に出された陳情は18本、そのうち13本は本会議で不採択になり、残りの5本も委員会では不採択となっている。25年度、26年度、27年度の3年間は6本の陳情に対して、採択(1)、継続(2)、不採択(1)、審議未了(1)だった。この2年間採択された陳情が1本もない。納得できない思いがさらに募る。