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執筆者の写真羽田空港増便問題を考える会

制限表面の変更に関する公聴会開かれる


去る11月29日、新宿文化センターにて公聴会が開かれた。

公述人は全部で55人。5人ずつ壇上に上がり、順番に公述。午前の部が終わると昼休み、午後の部も途中に2回の休憩時間が入る。5人枠に与えられた時間は35分。平均すれば持ち時間は一人7分しかない。一人10分までと時間制限がある。となると、終わる時間が少しずつ後ろにずれ込んでいきそうな感じがするのだが、なぜか、早め早めに5人の枠が終わり、そのまま長めの休憩に入ってしまうことの繰り返し。

理由は、55人の公述人のうち、関連企業を代表してきている公述人が20数名、その人たちは賛成の理由がとても簡潔。あっという間に公述が済んでしまう。だからどんどん繰り上がるのだ。だって、増便は経済のため、自社の発展のため。

理屈から言えばそうなのだろうが、その新経路がどれほど常識はずれで、とても認められるような計画ではないことには、もしかして気づいていないのだろうかと思えてくる。


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