国土交通省は、騒音回避のために
1降下角度を 3°→3.5°にして出来るだけまで高度を保つ
2着陸まで、出来るだけ速い速度を保つ
3フラップをぎりぎりまで降ろさない
という案を検討しているようですが、これは明らかに安全着地運航に反しています。
どうぞ、「海から入って海に出る」という約束を守り続けてください。 (H.A)
沖合展開には、まだ余力があると聞いています。航空局企画課による案は、
1945年敗戦をむかえた 第二次大戦で、日本の非合理的な戦略の強行、ウソの
情報で国民を騙しぬいた事実を 想起させます。国際都市大田区を標榜なさる
区長の「まだ住民の合意は得られていない」の一言で騒音になやまされる
地元住民に加え、多くの都民が「安心」を得られます。
どうぞ、大田区羽田空港立地自治体の信頼を取り戻してください。 (T.T)
区議会羽空委員会を傍聴しましたが、他区に及ぼす騒音や地価下落、川崎コンビナートへの落下物の危険などについて、区は一貫して大田区の問題ではないからと認識自体をさけている
ように思えました。しかし不幸にして事故が起きた場合は、空港撤去決議と沖合移転以来、羽田
飛行ルートには一番意見を述べる資格のある松原区長の同意が一因だと受け取られるでしょう。
被害者・地域の怨念が大田区長に向かうようなことは、区民としても甚だ不本意であります。
松原区長の英断を求めます。 (Y.I)
住宅密集地域上空を日常的に多数の航空機が飛行するという危険極まりない事業は世界中どこの国でも行なっていません。このガラパゴス的ともいえる国の新飛行ルート案に対し、住民の安全と快適な暮らしを守るため、国と区の間の「約束」はどうなるのかと、国に問えるのは大田区だけの権利です。区民の生活権を守れるよう、執拗に老獪に国と折衝してください。
元JALのベテランパイロットで航空評論家の杉江弘氏によれば、発着の管制手法・ルールを日本以外のどの国でも採用している国際水準に変えれば、「海から海へ」の現行ルートでも十分に目標の増便は可能であると。更に、国の官僚は着陸時の降下角度を国際水準からあげようと考えるなど、現場の声も聞かず机上の空論で対処しようとしているようで更にアブナイと。
初めから新飛行ルートありきで、後付けの対策をとることに没頭する国に対し、異論を唱える専門家や現場の知見・知識も広く入れて、新ルート案の見直し・再考を促すよう「海から海へ」の安全指針を守ってほしいと、区民の民意を伝えてください。 (T.I)
大田区は最初からこの内陸飛行ルート案を承認するつもりでいたのでしょうか。国交省が新ルート案を 公表して以来、私たち区民の多くが反対してきたにも関わらず、その考えは変わっていないように見え ます。現在でも羽田空港近隣に住む人たちの多くが騒音で苦しんでいるというのに、騒音基準内だから それでいいと言わんばかり。これから新ルートが実施されると、さらに多くの区民が騒音に悩まされ、い つ上空から降ってくるかもしれない落下物への不安を抱きながら暮らしていかなければなりません。 区は、国の専権事項だからという理由で、私たちの心配や不安は我慢しろと言っているのに等しいので す。国だって間違えることはあります。その間違いを指摘し、正していくことは区のあるべき姿ではない でしょうか。補助金に負けないでください。華やかに見えるイベントや新規再開発プロジェクトには熱心 でも、そこに暮らす住民への愛は感じられませんね。 とても残念なことです。 (K.I)