8月6日に空港まちづくり課を通じて大田区長に公開質問状を提出しました。これまで開かれたことのなかった東京都の関係区市連絡会が7月29日に開かれ、ついで、8月7日には首都圏空港機能強化の具体化に向けた協議会第5回が開かれ、それを受けて翌8月8日には、国土交通大臣によって羽田空港新飛行経路と増便が現実的になりました。このような状況の中、公開質問状の日付と大臣発言の日付がたった2日の違いだったこと、そのことと、区長の回答にあるように、「国が新飛行ルート決定を公表する前までの回答に至りませんでしたこと」とは短期間だったことの意味合いが全く違います。
区長は、回答が遅れたことを言っていますが、私たちが問題にしているのは、大田区の協議がないまま大臣が決定することはできない、まずは国と大田区が協議しなくては、物事の順番が違うと言っているのです。
大田区長は本年1月30日に国に対してしっかりと要望をしています。そして国からの回答はまだないとのこと。国はまず大田区に対して回答すべきなのです。大田区長はそれを強く国に求めるべきなのです。その上で、協議がなされてからしか、新飛行経路及び増便はあり得ない。